『冬のソーラーカーづくり』開催しました!!
- 日時:令和2年2月8日(土)
- 話題提供:橋本 忠(石川県地球温暖化防止活動推進員・特定非営利活動法人市民環境プロジェクト)
~タンザニアにソーラーパネルを設置して来ました~
タンザニアの非電化農村で太陽光発電オフグリッドの電化をすすめる市民共同発電所のシステム作りを実施しているNPO団体の貴重なお話しです。
今回のサロンでは、タンザニアの生活背景や、自然エネルギーシステム構築による、市民生活向上の実績のお話しとともに、実際にミニソーラーカー作りを通して、災害時には冬でも太陽が出れば発電できる自然エネルギーの重要性を再認識し、個人でも行動できる地産地消エネルギーでの持続可能な社会づくりを考えました。
地球温暖化の要因について。産業革命以降の人間活動の影響(温室効果ガスの急増)が 主な要因である可能性が極めて高い。
日本や世界における気温の変化と異常気象や漁業への影響について。
CO2排出量を減らすためには、再生可能な低炭素エネルギーの活用が効果的。
健全な森林の整備や保全も重要。
タンザニアの首都ドドマと福井が交流を持ち、両地域の持続可能な地域づくりに貢献。
毎年、福井の出資者にはドドマの特産品をお返しする事によってトドマ地域の仕事づくりを目指し、現地で発電した電気と同じ電気量を日本の出資者側が節電するエネルギーの相殺(オフセット)を行うことで、エネルギー使用の抑制にもつながります。
タンザニアの多くの農村には電気がないのですが、携帯電話の普及率はアフリカで84%、タンザニアは50~75%と以外に高く、アフリカの農村では電気供給の要望は大きくなっている。候補地では、町まで15㎞を歩いて携帯電話の充電や主食のトウモロコシ製粉を行っており、電気があれば夜間の識字教室や、トウモロコシ製粉にも利用できる。
ソーラーパネル設置による電気を使った集中講義で、村から中学合格者が出たそうです。
ようやく組み上がり、動作確認。うまくタイヤが回り走りだせば完成!
微妙なギアの調整もまた楽しそうです。
残念ながら今日はおひさまが出ていなかったので、白熱灯での走行確認となりました。
今度は太陽の下でマイソーラーカーを走らせてみて下さいね!
<参加者より>
- 知識が増えました。ソーラーカーは子どもの方が上手にできました。
- 環境問題として、温暖化、再生可能エネルギーなどの今後の課題や異常気候との関係など考えさせられる良い機会でした。ソーラーカー作成では細かい作業も多く、思ったより難しかったです。親子で工作などの楽しい時間をありがとうございました。
- 地球温暖化ということがわかって良かったです。
- 難しくて、あんまりできなかったけど、最後まであきらめずにがんばりました。
- ミニソーラーカー作りがとても難しかったです。太陽の力はすごいと思いました。
- 子どもが、車が動いた時にとてもうれしそうでした。
- 細かい作業をたくさんして動かすことが出来たので、良かったです。お父さんやお婆ちゃんと協力してあっという間に時間がたちました。
- とても細かい作業で、大変だったけれど、車輪がまわって動いた時はとてもうれしかったです。地球温暖化についても、日本の現状と世界の動きなどを考えさせられましたし、良い学習になりました。家でも走らせてみたいと思いました。
- 海外での活動を興味深く聞かせていただきました。