県民会議のイベント(土曜環境サロン、エコクッキングなど)の開催報告、当日の様子をレポート。

『テクテクGOGO!いしかわの海岸線 この海岸行ったことある?』開催しました!!

  • 日時:平成30年12月8日(土)
  • 話題提供:竹森 富子(いしかわ自然学校インストラクター・クリーンビーチいしかわ実行委員会事務局次長)

海からの贈り物で波の音を感じよう

~貝殻ペーパーウェイトと海藻しおりづくり~

石川県の海岸線は580km余り。今までどこの海岸に行ったことがありますか?
近年、県内の海岸の様子も随分変わって来ているようです。
今回のサロンでは加賀と能登のあまり知られていない穴場の海岸風景、県内各地で行われているボランティアによる海岸清掃活動、トランクミュージアムの紹介などの楽しいお話しが満載でした。
また、加賀の海岸で拾った面白い模様がある石と、能登の砂浜で集めた貝殻・海藻で、海を感じながらペーパーウェイトやしおり作りに挑戦しました。

県内の各海岸の様子や、クリーンビーチいしかわの清掃活動実績、また「ビーサン跳ばし世界選手権」の裏話も楽しいです。クリーンビーチいしかわでは、文字通りの活動の柱である海岸清掃に加えて、海に流れ出るごみそのものを減らす取組みも重要と考え、家庭からごみを出来るだけ出さない生活に変えて行く事を呼び掛けています。

ポイントは「みんなでやること!」です。
また、森と海と川は、水と水に含まれた物質の循環で密接につながっているという視点で、植林活動にも積極的です。森を復活させて森と川と海の健全な関係を取り戻し、漁業生産や養殖などの豊かな漁業資源回復に寄与するのが目的です。

その他、様々な活動を積極的に行っています。

<参加者より>

  • 海岸清掃の大切さを学ぶ事ができ、とても勉強になりました。清掃活動を実際に実行するのはハードルが高いですが教えて頂いた海岸にぜひ、行ってみたいと思います。
  • 子供心に返ってとても楽しかったです。エコを一生懸命やって居ますが皆ももっと危機感を持ってやって欲しいですね。
  • 分かっていたつもりだったけど、実はよく分かっていませんでした。海岸、深いです。これからもよく学びたいです。
  • クリーンビーチに参加した事がありますが、今日はクリーンビーチの事をいろいろ知る事が出来、勉強になりました。また、海岸清掃に参加しようと思いました。工作もとっても楽しかったです。今日はどうもありがとうございました。
  • 第4回土曜環境サロン、素敵な会です。子供達に環境に関心をもって頂くチャンスに努力している事、素晴らしいです。いしかわ海岸の新しい発見ありました。
  • 石川県の様々な海岸のお話しを聞けたり、貝や石で作ったのがとても新鮮で楽しかったです。無料で参加出来るのもなかなか無いので魅力的だなと感じます。また暖かくなったら海へ行って色々探してみたいなと思います。ありがとうございました。
  • 参加してみて、とても楽しいかったし、いろんな事が学べたので良かったです。しおりを作ったけど、がんばって作れたと思います。丁寧に作れました。土曜環境サロンにまた参加したいと思いました。今日はとても楽しかったです!

『オールお米でホームパーティー』開催しました!!

  • 日時:平成30年12月1日(土)
  • 話題提供:中村 早苗(石川県地球温暖化防止活動推進員・環境カウンセラー)

世界課題を解決する「SDGsキッチン」

パーティーといえば西洋風と思いがちですね。近年は食のグローバル化で世界中の食材を簡単に味わえるようになりましたが、食材の輸入に係る環境負荷が問題となっています。

そこで、クリスマス、年末年始と何かと会合が増える時期に、国産のお米とお米加工品でホームパーティーを提案いたしました。

お米・米粉・米油・米麹など、日本の主食であるオールお米でパーティー料理を作りながら、最近話題の「SDGs」の目標12番と13番に注目し、地域の食材を選び省エネクッキングの調理実習を実践しました。先ずは家庭のキッチンから世界目標にチャレンジ!

2030年!誰も取り残されない世界への第一歩となったのではないでしょうか?!

<参加者より>

  • 米粉はスゴイ。今まであまり利用できなかったので、今日は勉強になりました。
  • お米に対する国内消費が進まない現状について、もっと聞きたかったです。
  • とても役に立ちました。家庭でも実践していきたいです。私は食品の添加物には気を付けています。
  • 珍しいシリア料理で舌つづみを打ち、皆様となごやかなパーティを楽しむことができました。チャンスがあれば又、参加したいと思います。米粉を使うことがなかったので、色々挑戦してみます。
  • すごく楽しくエコにも意識が高まりました。
  • 今日のメニューはどれも体にも環境にも、とても良いものだと思った。今後、米油・米 粉・麹などを使ってみたいと思います。
  • 環境問題が騒がれている今日、一人一人が気を付けてCO₂を減らさなければと痛感しました。
  • 米粉の使い方を色々と知れて、とっても良かったです。作り方も思ったより簡単だったので、作ってみたくなりました。
  • SDGsでの料理は新しい観点でおもしろかったです。内容も多国籍でバラエティに富んで、ハラルの勉強にもなりました。
  • 環境に優しい食材でこんなに美味しい料理ができることに驚きました。
  • お米は子どもの頃から大好きでした。自分の家で作ったお米を食べて、自分で米作りもしました。今、「米粉」として生まれ変わって新しい材料として生かされる事は、大変うれしい事です。我が家で使った事がない米粉ですが、小麦粉の代わりに使ってみたいですね。

「エコクッキング講座」開催しました。

  • 日時:平成30年11月13日(火)
  • 場所:おおぞら農業協同組合(能登町柳田梅141番地)
  • 講師:大路 清子(石川県エコクッキングアドバイザー)

エコクッキングとは・・。

ゴミを出さないようにするだけでなく、食材の選び方と買い物から調理方法、
後片付けまで、環境への負担を少なくする事を、実践しながら学びました。

エコクッキングを実習してみて、気付いたこと、今後出来ることなどを和気あいあいと語り合いながら、試食です。能登地区ならではの昔ながらの工夫やエコポイントが盛り沢山でした。今回の実習をきっかけとして、皆様の家庭のキッチンや食卓が、楽しいエコライフスタートの場となります事を願っております。
皆様、大変お疲れ様でした。

<参加者の感想>

  • 「地産地消」がCO₂削減につながるとは気づきませんでした。
  • 畑で家族用の野菜を作っていますが、その料理法をあまり知らず金糸瓜や大根等を持て余していました。工夫しだいで無駄にせず活用できることが分かり、ありがたかったで す。
  • いしかわエコハウスや県民エコステーションのことを知ったこと良かったです。大根でおもちなど(もち米使わず)考えてもいなかったことで、自分でも出来る材料なので、うれしく思いました。ふだん出会わない方々とクッキング出来て良かったです。
  • 初めての経験で大変、勉強になりました。金糸瓜の焼きそば風も初めての料理。
  • そうめんかぼちゃの利用法が多いことに気づきました。
  • 地産地消で基本的には食事を作り、いただきたいと思います。
  • エコハウスがあることを初めて知りました。防災とエコクッキングも広めていらっしゃるなど、初めて知りました。さっそく実践していこうと思います。
  • エコに対して考えていこうと思います。又、機会があったら是非今回のような催しをお願いします。

「 エコクッキングでハロウィン! 」開催しました。

  • 日時:平成30年10月5日(金)
  • 場所: 能美市根上学習センター 調理室(能美市大成町ヌ111)
  • 講師: 青海 万里子(石川県地球温暖化防止活動推進員)

保温調理器で省エネ時短!食品ロスを減らそう!

エコクッキングは、「地球にやさしい食生活」を実践するものです。
食材の選び方と買い物から、調理方法、あとかたづけ、食品ロス問題まで、環境への負 担を少なくすることを調理実習をしながら学びました。

まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」。
8月に「いしかわ環境フェア」で実施した食品ロスアンケートによると、以外にも調味料(ドレッシング、しょうゆ、焼き肉のたれ、ソース、油、酢、砂糖、塩)が多かったとか。消費者・事業者の食品ロスの問題を知って、その削減のため、できることから始めましょう。

いよいよ調理実習開始です。

完成です。
本日のメニューは・・
ポタージュ、ビーフストロガノフ、サフランライス、かぼちゃのニョッキ、かぼちゃサラダ、なめらかホットプリン

エコクッキングを実習した感想、食品ロス問題などを話し合いながら、試食です。
普段何気なく過ごしいる家庭での食生活。
ちょっとした考えの切替や、工夫のエコポイントが盛り沢山でした。

今回の実習をきっかけとして、皆様の家庭のキッチンや食卓が、楽しいエコライフスタートの場となります事を願っております。
皆様、大変お疲れ様でした。

<参加者の感想>

  • 一週間に一度は冷蔵庫の掃除をしてスープ作りを心がけています。
  • 食材を使い切る、水は流しっぱなしにしないなど生活全般から見直さねばならない。
  • エコクッキングは、割と簡単にできるものだなあと思いました。
  • ボロッシュで汚れた食器を拭き取り後、廃油石けん洗剤で洗い物をする。
  • 保温調理器はとても便利だと思いました。
  • 週一回、冷蔵庫の中の物でその日のご飯を作る。(冷蔵庫の中の掃除)
  • ゴミの極力でない料理。普段は食べないような所まで食べる料理。
  • 蒸し物が苦手と思い込んでましたが、簡単に出来たので家でもやってみようと思いました。
  • 食材をムダにしない料理法を考える。

『七夕』の日にウッドバーニング  開催しました!!

  • 日時:平成30年7月7日(土) 催涙雨(さいるいう)
  • 話題提供: 藤田 祥一(いしかわ自然学校インストラクター)

もっと身近に!『竹』を感じるバンブーストラップづくり

「七夕」の7月7日は、『竹・たけのこの日』(全日本竹産業連合会1986年制定)です。 この記念日に竹にまつわるサロンを開催いたしました。

残念ながら当日は日本中大荒れのお天気で7月7日に降る雨、催涙雨でした。七夕しか会うことの出来ない織姫と彦星が天の川を渡れなくなり、流す涙になぞらえているそうですが、カササギの群れが橋になって二人は逢うことが出来たとのお話もあるそうです。

竹は、古くから私達の身近なところで数多く活用されてきた天然資源です。日本人と竹との関わり、竹の歴史や文化、活用事例などを知り、放置竹林問題など竹を取り巻く問題や竹の将来性についても考えました。

今回は、興味深いお話とともに、電熱ペンで自由に描くウッドバーニング体験。オンリーワンの「バンブーストラッブ」づくりに挑戦しました。

竹は木でもなく草でもない。竹は「竹」という植物です?!

竹の良さを見直す。新発想で活用法考案。日本の竹品質は№1。

いよいよウッドバーニングに挑戦です。

皆さんとても真剣に取り組んで、静寂の時間が流れます。
ストラップをつけて、個性的な作品の完成です。皆さま大変お疲れ様でした。

<参加者より>

  • 竹について、幅広く知ることができました。
  • 山が竹林で荒れています。竹の未来が良くなりますように。(7月7日の願いとして)
  • 竹の歴史や文化、数多くの活用事例を知る事によって、竹の更なる活用を期待されました。
  • ウッドバーニングは初めての体験でしたが、大変面白く作成する事が出来ました。
  • 竹でストラップを作ることを初めて知って、びっくりしたけど、上手に書けてよかったです。学校 のみんなに自慢したいぐらいです。
  • 七夕にちなんだバンブーストラップ。新しい自分発見の作業でした。
  • 楽しくあっという間に時間が過ぎ、次回何の勉強できるかと楽しみに待っています。普段の生活もなるだけエコに気をつけています。
  • 竹にまつわる話いろいろ勉強になりました。作品とても難しかったが、とても楽しかったです。
  • 竹が稲の仲間だとか、120年という開花周期にも驚いたけど、そもそも花が咲く事も知らなか ったので勉強になりました。焼きゴテで絵を描くのも楽しく、竹の手触りや木の焦げる香りを感 じて、心が和みました。貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。
  • 竹の事がたくさん分かったし、竹の風合いがすごく好きになりました。
  • 竹の興味深いお話しと、楽しいウッドバーニング体験ができて、とても充実した1日の始まりと なりました。
  • すごく興味深くて、時間も忘れるほど楽しかったです。