県民会議のイベント(土曜環境サロン、エコクッキングなど)の開催報告、当日の様子をレポート。

生物観察会を通して見えたこと

今回の土曜環境サロンは、新型コロナ感染対策の為、参加者の方にはエコハウスへお越しいただかず、動画(YouTube)発信での開催となります。

お話し編

●お話編動画配信アドレス:お話編 https://youtu.be/tnn_k0VywfA

観察会編

●お話編動画配信アドレス:観察会編 https://youtu.be/y-a3-YKdjQY

 生物を採集して種を記録、同定。見つかった生物からその地域の環境を知る観察会などで、子供達にも人気の自然学校インストラクターが登場します。

 今回は金沢市郊外のビオトープでの観察会にも同行させていただきました。

「環境が多様だと生物もより多様に」・・生き物から地域の環境が見えてくる。里山、田畑、雑木林など人の生活によって維持される半自然環境の里山。

農業利用あっての里山の生物多様性。近年、自然豊かな能登でもゲンゴロウをはじめとした、生物は今も減少中だそうです。いったい何が起こっているのでしょうか?

過疎高齢化、耕作放棄地の増加、水域環境悪化、人間活動や開発、人間により持ち込まれたもの(外来種)など、きっかは少しずつの積み重ねかもしれません。

最近は田んぼに入った事が無い、子供も大人も増えているとか。農業の場としての里山、地域の文化と里山、伝統行事の場としての里山、食題材としての里山。里山と生物多様性を維持し、次世代へ伝えていくためにはどうしたら良いのでしょうか。石川県の里山の現状を知り、今後のあり方を皆さんで考えてみませんか。                                                 もっと生き物に触れる機会を作り、誰もが自分の地域の自然を知り、愛しみたくなりますように!

話題提供: 野村 進也 (いしかわ自然学校インストラクター)

生物多様性 とは?

地球上に存在する生命全体の多様さ。これらの生物は、必ず他の生き物とのつながりの中で存在している。


土曜環境サロンとは・・・
土曜環境サロンは、環境保全活動に関わる県民の皆さんが気軽に情報交換できる場です。環境に興味のある方どなたでも参加できます。


お問い合せ

〒920-8203
金沢市鞍月2丁目1番地 いしかわエコハウス内(担当:岡田)
TEL:076-266-0881 E-mail:staff@eco-partner.net

 *定員に達しましたので申し込み受付を終了いたしました。

~ソーラーパワーを体感!~(ソーラーカーを組み立て感想をお聞かせ下さい)

今回の土曜環境サロンは、新型コロナ感染対策の為、参加者の方にエコハウスへお越しいただかず、動画(YouTube)発信での開催となります。
  

化石燃料を使わない、身近にあるエネルギーってどんなものがあるのでしょうか。様々な自然エネルギー活用のお話しとともに、太陽パワーをクローズアップ。ミニソーラーカーの制作キットをご用意しました。小さくても、しっかりと走りますよ!

ご希望の方にはソーラーカー制作キットを、ご自宅に郵送致します。動画を見て、ソーラーカーを組み立て、感想をお聞かせいただきたいと思います。この機会に是非、ご自宅でソーラーパワーを体感して下さい!

災害時でも太陽が出れば発電できる太陽光エネルギーの重要性を再認識するとともに、誰でも行動できる地産地消エネルギーでの持続可能な社会づくりを、ご家族で考えるきっかけとなれば幸いです。

数に限りがあります。先着順となりますので、お早めにお申込み下さい。                                                                    

  ◇申込受付:2021年7月6日(火)から受付

   (県民エコステーションまで、お電話にてお申し込み下さい)                                                 

  • 話題提供:橋本 忠( 石川県地球温暖化防止活動推進員、環境カウンセラー 特定非営利活動法人 市民環境プロジェクト )
  • ソーラーカー制作キット:先着20名(無料)

<自然エネルギー>

自然エネルギーは、再生可能エネルギー(Renewable Energy)ともいいます。 特に自然ネルギーの電力は、グリーン電力ともいいます。 太陽光・風力・小水力・地熱・バイオマスなどの化石燃料に替わる環境への負荷の少ないエネルギーです。


土曜環境サロンとは・・・
土曜環境サロンは、環境保全活動に関わる県民の皆さんが気軽に情報交換できる場です。環境に興味のある方どなたでも参加できます。


お申し込み・お問い合せ

〒920-8203
金沢市鞍月2丁目1番地 いしかわエコハウス内
県民エコステーションへお電話でお申し込みください
(担当:岡田)
TEL:076-266-0881 E-mail:staff@eco-partner.ne


今回は、令和3年5月8日に、いしかわエコハウスで植えたグリーンカーテンの成長記録をお届けします。

コロナ感染拡大による緊急事態宣言発出を受けて、令和3年度の第1回土曜環境サロンはYouTubeによる動画発信をしております。

ご覧いただけましたか? 「グリーンカーテンおはなし編・実践編」は、大変為になるポイントが満載です。

いつでも、グリーンカーテン作りを学ぶ事ができますよ。

是非、ご覧下さい! ↓

おはなし編① ~グリーンカーテンの楽しみ~ – YouTube

おはなし編② ~地球温暖化と生き物の関わり~ – YouTube

おはなし編③ ~地球温暖化防止のために私たちができること~ – YouTube

実 践 編  ~グリーンカーテンを作ってみよう~ – YouTube

~グリーンカーテンのその後~

グリーンカーテンを植えてから、6日目に朝顔の芽が出てきました!

13日目、芽が混んできたので、成長の遅い方を間引きました。

5月8日(土)に開催を予定していました、2021年度「第1回土曜環境サロン」は、石川県の新型コロナウィルスまん延による非常事態宣言発出を受けて、参加者の皆さんにお越しいただいての開催を中止とし、動画での配信と致しました。

『今年の夏は、グリーンカーテンで涼もう』YouTube配信します!

  • 日時:令和3年5月8日(土)晴れ
  • 話題提供:松枝 章(石川県地球温暖化防止活動推進員、樹木医、環境カウンセラー)

~地球温暖化防止と生きもの達のかかわり~

暑い夏に向けて究極のエコの第一歩始めてみませんか?初めての方も、昨年失敗した方も、ご自宅のプランターで作るグリーンカーテンの豆知識が満載のプログラムです。

今年は緑のカーテンづくりに挑戦してみませんか?

おはなし編① ~グリーンカーテンの楽しみ~
おはなし編② ~地球温暖化と生き物の関わり~
おはなし編③ ~地球温暖化防止のために私たちができること~
実践編 ~グリーンカーテンを作ってみよう~

14,000人アンケートから見えた!『石川県とトキの真実』開催しました!!

  • 日時:令和2年11月14日(土)
  • 話題提供:西屋 馨(NPO法人日本中国朱鷺保護協会事務局長・いしかわ自然学校インストラクター・石川県希少野生動植物保全推進委員)

~トキから学ぶ環境保護活動~

朱鷺(学名:ニッポニア・ニッポン)。しばしば日本を象徴する鳥として呼ばれますが、石川県とトキの歴史は意外と知られていないのではないでしょうか。

今回の土曜環境サロンは、20年前から能登で、トキ保護活動を後世に語り継げる活動をしている、いしかわ自然学校インストラクターが登場。長年にわたるトキの保護活動経験からのお話しが盛沢山でした。

西屋氏は、ある日、稲作に除草剤や殺虫剤を散布しているのを見て、「こんな農薬漬けの地域にトキが来ても生きていけないのではないか?」と、トキの保護活動に疑問が湧き、自然環境等のあらゆる勉強会に参加してトキ保護に関するヒントを得ました。また、トキの歴史を語り継げる人間の減少を考えた時に、能登半島在住のご長寿の方々へのアンケートを思いつき、宝達志水町から珠洲市の小中学生家庭を通して14,000人に「かつてのトキ目撃調査」を実施。 トキって見たことある?いつ見た?どこで見た?・・。数百の情報が集まり、追跡聞き取り調査の結果、石川県での多くの実態を知る事ができました。

トキの生態や子育ての不思議、トキが歴史に翻弄された時代、トキ絶滅からの復活、中国との交流、飼育増殖の弊害、石川の空をはばたくトキ、トキへの思いなど、アンケート結果や長年にわたるトキの保護活動経験からのお話しがありました。

いしかわ動物園では、2016年にトキ里山館を設置し、一般公開をしています。

“トキが安全に生きられる環境を取り戻すことが出来ると、人間も安全に生きられる・・” 西屋氏の強い思いが、保護活動の原動力となっています。

最後に皆さんで“羽ばたくトキ”の折り紙を折りました。貴重なお話しを通して、石川の自然を取り巻く課題や将来を意識し、一人一人が環境保護を考えるきっかけになればと願っております。

<参加者より>

  • 大変貴重な活動がなされており、感銘を受けました。自分ではまねできないような取組ばかりでしたが、自分なりに少しでも環境に配慮する取組をしたいと思います。
  • トキについて、これまで考えたことが無かったけれど、よく理解できました。
  • トキの保護が皇室の行事に迄つながる事を知り、びっくり。良いお話しをありがとうございます。
  • 生物濃縮にびっくりしました。
  • 我が家のまわりには、去年まで米づくりをしていた田が耕作放棄されてしまいました。今年は昨年のこぼれ種で米が実り、水鳥のエサにでもなればなと思っております。何か役に立つことで使ってもらえないかなと思っております。
  • いしかわ動物園にトキの展示があることは知っていましたが、今日聞いた内容までは、ほとんど知りませんでした。いしかわ自然学校のインストラクターには、本当におもしろい方がいらっしゃるのだと、この土曜サロンに参加する度に思います。トキの飛ぶ奥能登の県立高校を活用(高校生の活用)を検討したらよいのではないでしょうか。